恋愛のストライクゾーンが広くて浅い『イオラ型』と、狭くて深い『メラゾーマ型』

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「恋愛力とは陶酔力なのだ」という部分には「そうだそうだ!」と超うなずけるんだけど、「陶酔力が高い人ほど変な男に引っかからない」という部分には「それって逆じゃね?」と感じてしまったエントリ。

なんでなのかなって考えたんですけど、わかりました。家入明子さんと私とで、「陶酔力が高い人」の定義が逆なんですよね。「ストライクゾーンが広くて浅い人」を家入さんは「陶酔力が高い」といい、「ストライクゾーンが狭くて深い人」を私は「陶酔力が高い」といっている。



恋愛には、どんな人に異性として惹かれるかっていう、「ストライクゾーン」があるじゃないですか。世の中には、このストライクゾーンが「広くて浅い人」と、「狭くて深い人」がいると思うんですよ。ドラクエに喩えて、前者を「イオラ型」、後者を「メラゾーマ型」、とでもしておきましょうか*1


イオラ型の人は、いろんな人を恋愛対象として見ることができるけれど、1人1人に対する想い入れは、実はそこまで深くない。恋愛にドハマりして、相手のことしか見えなくなって一直線!みたいなことには、あまりならない。失恋しても、すぐ他の異性に乗り換えて、ケロっとしていたりする。愛情だけではなく、経済力や生活力、世間体などもも頭のどこかで考えて相手を選ぶ、したたかさも持っている。

これに対してメラゾーマ型は、そもそも恋愛対象として陶酔できる異性が少ないから、交際人数はあまり多くないけれど、一度ハマったらもうヤバい。ひたすら相手のことしか見えなくなり、「あなたといられればそれだけで幸せ」的な情熱的恋愛をし、世間体や条件などの打算なんて、頭から吹っ飛んでしまう。想い入れが深いぶん、失恋したときのダメージは、この世の終わりかのように深い。


で、ろくでもない異性に引っかかりがちなのはどちらかといったら、間違いなく「メラゾーマ型」のほうだと思うんですよね。メラゾーマ型の人がだめんずに惹かれてしまったら、もうヤバい。恋は盲目を地で行く状態になって、相手の嫌な面や周囲の助言なんて意に介さない状態になるのがこの人たちの特徴だから、周りから見てどんな不幸な状態になっても、一心不乱に恋愛にのめり込んでいく。

恋愛に必要な陶酔力を持つ女子、持たない女子 | 家入明子 - SOLO
陶酔力が低い女性は、自分の気持ちを最大限尊重されながら穏やかに展開される、優しさ溢れるほのぼのとした恋愛には全然陶酔できない。考える余地があればたちまち自分を冷静に見つめるもう一人の自分が脳内に出演してしまうからである。脳内のもう一人の自分は、ほのぼの恋愛を楽しもうとする自分を脳内で粘着質に実況してくる。そうやって陶酔を妨害してくるんである。

と、家入さんは言うんだけど、これはメラゾーマ型の人間(家入さんが言うところの『陶酔力が低い女性』)は、陶酔のツボのが深いぶん、ほのぼの恋愛のような浅い恋愛では満足できない、ということだと思うんですよね。


「どんな相手でも陶酔できる」という意味では、イオラ型の人のほうが陶酔力が高いけれど、「相手に対する陶酔の深さ」っていう意味ではメラゾーマ型のほうが陶酔力が高い。で、私はメラゾーマ型のことを「陶酔力が高い」と言っていて、家入さんはイオラ型のことを「陶酔力が高い」と言っているんだけど、「メラゾーマ型がへんな異性に引っかかりやすい」と考えているところは共通しているんじゃないかな。そう感じました。



ちなみに私は、完全にメラゾーマ型です。先日、彼女と別れたばかりなんで、死ぬほど落ち込んでいます。こんな陶酔エントリ書くくらいハマってたのに、早かったですね…。また、心底陶酔できる女性に巡り合いたいものです(´・ω・`)

*1:広くて深い「イオナズン型」、狭くて浅い「メラ型」もいます。