愛しすぎてしまった

愛しすぎてしまった

ta-nishi.hatenablog.com

↑で書いた女性との恋愛は、1ヶ月ほどでフラれて終わってしまった。人生最短記録更新だ。正確な理由はわからないが、私が彼女のことを愛しすぎ、それが彼女にとっては重かったことが最大の原因だったのではないかと思う。


私は、20代に10年近く付き合った昔の彼女の亡霊に囚われ、この5年間、どんな女性と付き合っても本気になれずにいた。私はもう、生涯女性を愛することはできないのかもしれない。そう半分諦めていたのだが、そんな心境の中で久しぶりに出会った本気で好きになれた「貴重な」女性に、思春期の少年のように私は入れ上げた。

私は、彼女のためにいろいろと考え、気を遣い、大切にしようと努力していたつもりだったが、その先走った感情や行動が相手にとっては重く、キモいものと映り、フラれてしまったようだ*1


前回まで付き合っていた女性たちとの別れは、私が彼女たちを愛せず、大切にできなかったことが原因だった。今回は、私が彼女を愛しすぎてしまったために、ダメになってしまった。

結局のところ私は、恋愛における距離感のとり方がヘタクソなのだろう。好きになった女性には全力でぶつかりすぎてしまうし、好きになれなかった女性は扱いが粗雑になってしまう。


周りの結婚まで至った恋人たちを見ていると、距離感のバランスが合っているなと感じる。熱々なカップルは熱々なりの近い距離感で。恋愛感情を重視しない冷めたカップルは冷めたなりの遠い距離感で。近い遠いではなく、自分たちの距離感にお互いが納得できていることが、恋人関係が長続きする秘訣なのかもしれない。そんなことを思った*2

*1:最近話題の恋愛工学でいうところの「非モテコミット」そのものだ。

*2:長続きしているということが、それだけで必ずしもいいことだとも思わないが。