『たいして好きでもない相手と結婚する』人間のことが、理解できた

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3年前、↑の記事で書いたように、好きでもない相手と無理をしてまで結婚する人間の存在が、私は以前から不思議で仕方がなかったのだけれど、先日友人と飲んでいた時、「親孝行のため」という話が出てきて眼からウロコが落ちた。

なるほど、その発想は私からは絶対に出てこない。私が思っていた以上に、みんな家族が大好きなんだな、と驚いた。

私は仲が悪くいつもケンカしている両親を見て育ったため、家族というシステム自体が大嫌いで、こんな不幸を再生産するシステムは早く無くなったほうが良いと考えているくらいなので、「自分の希望を捨ててまで親孝行のために結婚しよう」という発想がそもそも凄いと思ってしまう。凄い。私はそこまで、両親を愛せない。


家族というシステムに懐疑的な私だが、だからこそ逆に、もしも自分が家庭を持つときは、本当に幸せな家庭を築けそうな相手を厳選したいという気持ちが人一倍強い。でなければ、生涯独身のほうがナンボかマシである。

こういうことを言うと、家族大好きな人たちからは、薄情者とか親不孝者とか言われてしまうのかも知れないけれど、それは貴方と私とで、人生で見てきた風景が違うからだ。『不幸な家庭』というものがどういうものなのか、身をもって私が知っているからだ*1。子供にとって、どうしようもなく愛せない家庭というものは、存在する。そうした家庭で育った人間には、そもそも家族が「よいもの」だという前提が存在しない。


このような人間が、人生の自然な流れとして「家庭を持たない」選択をすることが可能となったのが現代社会であり、非婚化、少子化の要因のひとつなのだろう。

私はこれは、「よいこと」だと考えている



【2017/03/31 補足】
なにやらブコメが噛み合っていないので、補足記事を書きました。
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*1:反対に貴方は、『幸せな家庭』というものがどういうものなのか、身をもって知っている。その感覚の違い。