例の彼女 の検索結果:

ぼろぼろフライパンの、あの日

…0均のフライパンはぶっ叩きすぎて自分でも引くほどぼろぼろになっていて。気づかぬうちにそれで切っていたらしい手のひらは血まみれだったが心は晴れやかだった。主宰だった店長とは、いまでも仲がよい。 www.youtube.com *1:このブログではお馴染み『例の彼女』の件である。 *2:『武器』がコンセプトのイベントで「武器」を持ち込むとディスカウントされるシステムだった。途中のダイソーで買った。 *3:「うるせー!」と野次が飛んできたのを覚えている。こいつはまさに大迷惑である。

【ブログ婚】子なしを前提とした「生活友達」「友達夫婦」としての結婚相手を募集します

…5年ほどのことだ。『例の彼女』と別れ、人生の目的を見失い、うつ病となり、時間を持て余し、途方に暮れていた私が久しぶりに人生から楽しみを感じ取ることができたのが、昔から続けているゲームをはじめとした趣味と*2、趣味仲間が集まるバーやスナックだった。バーへ行き、酒を飲みながら趣味仲間と馬鹿話をしている間だけは、『例の彼女』のことを忘れることができた。時間があり、酒豪で金払いのいい私はバーの主人に気に入られ(もちろん、気が合ったということもある)、いつしかそこの常連となっていた。 …

幸せな家庭を築くことが人生の目標だった。愛される父親になることが夢だった。

…すぎたからだろう。「例の彼女」と同じほど愛せるような女性には、「例の彼女」と別れて以降だれ一人として出会えていないし、「例の彼女」のように愛せないのであれば、女性との恋愛にもその先にある結婚にも前向きになることはできなかった。仮にそのような「愛せない女性」と付き合ったとしても、私は事あるごとに「例の彼女」と目の前の「愛せない女性」を比較し、目の前の女性を軽蔑するだろう。「例の彼女」の素晴らしさを再確認し、「例の彼女」がもう私の前にいないことへの悲しみが想起され、「例の彼女」と…

恋愛よりも結婚がしたいと、人生で初めて考えた

『例の彼女』に私がフラれたのは10年前の話だ。あれから10年、『例の彼女』の身代わりを私はずっと探し続けてきた。 『例の彼女』と同じくらい大きな情熱と恋愛感情を注ぎ込める女性。そんな女性は簡単には見つからなかった。稀に見つけたとしても、私の魅力不足から交際に至ることはできなかった。『例の彼女』はとてもモテる女性だったので、同等の魅力を持つ女性は皆とてもモテた。私は女性に対し、分不相応に肥えた舌を持つようになってしまっていた。 舌が肥えた私は、世の女性の大半を心から好きになるこ…

ただ、生きているだけ

…切れたと思っていた『例の彼女』が再び夢に出てくるようになり、空いた時間さえあれば何時でもまたうじうじと過去を振り返り、あり得たかも知れない彼女との「いま」を夢想するようになった。そして、虚無感。本を読み知識を得たところで人生に活かすアテもないのであれば、それが何になるというのだろう?酒を飲みアニメを観ることは気晴らしにはなるが、それも一時の慰めにすぎない。唯一、料理だけは心の底から純粋に楽しく、作業に没頭している時間だけはネガティブな思考から開放されるが、一日中ずっと料理を作…

男女間に圧倒的なモテ格差が存在するのは事実だが、「女性を傷つけない恋愛的アプローチ」のテクニックは存在する。非モテ男性は恋愛工学ではなくこちらを学ぶべき。

…である。それでは極一部の恋愛強者以外は、特にジェンダーロールとしてこちらからのアプローチを期待されている男性のほとんどは、恋愛をすること自体が不可能になってしまうだろう。加害を恐れてアプローチに委縮するのではなく、アプローチの加害性を抑えること。そのためのテクニックを習得すること。「アプローチする側」である男性の恋愛においては、このことが非常に重要なのである。 (↓につづく) ta-nishi.hatenablog.com *1:このブログでよく話題に上がる「例の彼女」である

『癒やしの季節』の終焉

…ーマであり続けた"『例の彼女』問題"が解決したという話を去年の終わりに書いたが、それと歩調を合わせるかのように、私が常連として通いつめていたバーが、あと数カ月で閉店することになった。"『例の彼女』問題"で苦しい時期を過ごしていたこの10年、私の人生で中心的なポジションを占めていたのは、仕事でも家族でも恋人でもなく、このバーだった。ここで過ごした時間に、ここで飲んだ酒に、ここで出会った友人に。私の人生は、どれほど助けられて来たか知れない。もしもこのバーと巡り会えていなければ、3…

人生を幸せに生きるためには、「友人」「趣味」「時間」「お金」「健康」が大事

…読者にはお馴染みの『例の彼女』と結婚し、普通に子供をふたりくらい作ろうと思っていたし、彼女と破局を迎え、それが果たせなかった時からの8年間、30代のほとんどすべての時間は、後悔と共に過ごしました。この時期の私はまぁ、不幸でしたね。忘れようとしても忘れられない『例の彼女』の亡霊に苦しめられ、新しい女性を愛することもできず、一生苦しみ続けるのが私の残りの人生なのだと。私の残りの人生は余生なのだと、そう思っていました。 しかしどうしたわけか、愕然とする程にあっさりと『例の彼女』問題…

『愛』を昇華させる形は、『恋愛』や『結婚』じゃなくても全然いい

…に至った理由は、"『例の彼女』を上書きする程に心の底から好きになれる女性と巡り合えたから"という、これ以上ないほどシンプルで、これ以上ないほど理想的なものでした。あまりにもあっさり解決しすぎて、あれほど悩み、苦しみ抜いた7年半はなんだったのかと、怒りすら湧いてくるほどに(笑)彼女のことを私は、心の底から、愛しています。でも私、その女性と恋人としてお付き合いしているわけではないんですよね。なぜなら、彼女と私が恋人という関係性になることが、お互いの人生にとってプラスにはならないと…

解決。

…き散らかしてきた、『例の彼女』問題が解決し、人生が新しいステージに移ったように思います。2010年5月の事案発生からここまで、実に7年半。長い停滞期でした。私の人生には、19歳、24歳、32歳でそれぞれ大きな転機があり、人生の地層を重ねてきたけれど、40歳を迎えたこの年も、私の人生史上、特に記憶に残る大きな節目の年になりそうです。 それぞれの節目を振り返るに、なんというか、繋がっているなと。節目節目で、私の人生はガラリと大きく変わったけれど、その変化は端から見えるよりぜんぜん…

あと半分も自分の人生が残っているのだとするならば

…しまう。その姿は、『例の彼女』を喪って以来、心の何処かで常に人生に虚しさを感じ続けている、私の姿と重なった。修にとっての酒とパチンコは、みゆきにとってのデリヘルのバイトは、セルゲイにとってのドラッグは、私にとってのバーやDJイベントだ。『それ』でなければ決して満たされない心の虚無感を、酒や娯楽で、あるいは友人との馬鹿騒ぎで、無理やり埋め合わせ、凌いでいる。 自分が不幸だと考えているわけではない。バーで仲間と打ったイベントが盛り上がり成功すれば、信じられないくらい大きな幸せを感…

友達100人、できたかな

…ログで度々登場する『例の彼女』である)、知人友人との人間関係も、以前よりはまともにこなすことが出来るようになった。 以前よりいくらかマシになったとはいえ、私の自意識は相変わらず自分のことを「コミュ障」と判定していた。彼女以外の人間関係が乏しく、友人も少なく、結婚式に誰を呼べばいいのかと考えては途方に暮れる、そんな自分だったからだ。 状況が変わったのは、ここ5年ほどのことだ。『例の彼女』と別れ、人生の目的を見失い、うつ病となり、時間を持て余し、途方に暮れていた私が久しぶりに人生…

新しい、革財布

…度となく書いている『例の彼女』から、プレゼントとして貰ったものだ*1。私は私服の仕事に就いているので、時たましかスーツを着る期会がない。そうしたスーツスタイルのとき専用の財布として、目にするたびに若かりし日の彼女との時間を想い起こさせる特別な品物として。年に2~3度、生涯大切に使い続けるつもりで彼女にねだった物だった。 当時の私のおめでたい脳内には、いつか彼女と別れの日が訪れるなどという想像は1ミクロンすら存在していなかったので、なんというロマンティックな最高のプレゼントだろ…